2009.07.14 Tuesday
Kathmandu, Temple, Mind
Temple of Kathmandu
ネパールへ来たんだから。
観てきました、感じてきました、寺院の数々。
ラサから下って来たせいもあり、ネパールの信教はもっと「ラフでイージー」なものに感じた。
Temple of Kathmandu
路を歩けば様々なストゥーパ・寺院があり、皆そこで生活をしている。
参拝するものもいればそこで寝ているもの、ただ座っているものもいる。
Temple of Kathmandu
「ラフでイージー」でありながらも、その存在感は一日本人にとって決して小さくない。
路を歩くスピードも周りと比べ格段に遅くなる。
「いちいち感心してる暇はねーよ!」と言わんばかりのリクシャーのベル、バイクのクラクション。
しかし、それがますます「ラフでイージー」という印象を強めることとなった。
Temple of Kathmandu
そんな印象を持ち向かったパタン。目の前に広がったのは圧倒的な寺院群でした。
Patan Temple
Patan Temple
このテンションの高低差。ネパール、感謝します。
パタンはいわば旧市街。工芸品も新市街の中心地、タメルとは趣の違うものが多いよう。
Patan Shop
3猿?逆輸入か。
Patan Temple
またネパールの寺院は、形が個人的に好き。
日本のそれと似ているが、どこか色彩感覚がずれてたり装飾品のアンバランス、全体的なシェイプの鋭さが独特のものを感じる。
そして、様々な種類の寺院が混在し、一つの世界を作っている。
Patan Temple
基本的には仏教なんですが、タンカを売っているおじさんがヒンドゥー教徒だったり、チベット仏教の寺院の横にヒンドゥーの黄金寺院があったり、まさに「混沌」。
そんなものを全部ひっくるめて、己のスタイルで生きる力強さをまざまざと見せ付けられました。
Durbar Marg
最後に訪れたモンキーテンプル。
ここの階段は容赦なく心臓を破ろうとしてくる。
Monkey Temple
均一ではない、歩幅も高さも違う混沌とした階段が待ち受けてました。
一歩一歩どろどろと昇りながら、ひょいひょい昇っていくおじいさんや子供たちの背中を見ていました。
心の持ちようで、この階段の昇り方も変わってくるのかなぁと色々考えさせられるような身軽さで、人々は僕を追い抜かしていきました。
Monkey Temple