2009.10.04 Sunday
Jibek Jolu Spachiva!
Road 2 Uzubekistan
トルキスタン観光もそこそこに、肝腎のウズベキスタンはタシュケントへ。
ちょっとマキ気味ではあるものの、この後の予定も閊えてるしさっさとドロンといこう。と都合よく考えていたんですが。なかなか甘かった。
やっぱ言葉や確実な情報は大事。英語もままならないのに、ロシア語なんて10個ぐらいしか知らない。
タシュケント!ジベックジョル(国境の街)!連呼で交通機関を乗り継ぎ、国境まで行く事に。
頼りは方位磁針のみ。バスが北に向かい出だしたりするとそれだけでひやひやする。ほんまに着くんかいなみたいな感じで。
Closed Border
それでもなんとか辿り着いたジベックジョル、国境は閉鎖中。この時点で20時。一刻も早く国境ポイントを見つけ出さないと。
Border City
時間は間に合うんか?いや無理っぽい!とか、タクシー幾らか?いや高いやろ!とか、それともここに宿はあるんか?いや無いなぁ!とか考えているときに、一人の女の子が興味深々に声をかけてきてくれた。
しかもこの女の子、俺くらいの英語がしゃべれる。学校で1年習ったらしい。約7年習った自分が恥ずかしくなった。
この女の子によると国境は約120km先とのこと。21時には閉まるとのこと。この街には宿はないとのこと。
そして家に泊めてくれるとのこと。
驚きと歓喜と感謝の気持ちでいっぱいでした。
その女の子は大家族(9人の子供たち)と暮らしているカワイコチャン。名前は忘れた。書いてもらったけど読めません。
そしてこの家がまたかわいらしい内装。全ての家具が申し訳程度についているような感じ。それが逆にオツでツボでした。
Nice Kitchen
晩飯のショルポも、どこよりも旨く感じられ、どこのベッドよりも気持ちよい布団に迎えられ、最高の一夜でした。
気疲れ果てていたので、これといったお返しもできなかったのが悔やまれる。家のアドレスは間違いなく頂きました。読めませんけど。
Nice Garden
こんな感じで、思わぬ国境閉鎖にも「グッド・クローズ、ボーダー」といわんばかりの有難い出来事を含んだカザフスタン抜け。
カザフスタンの思い出に華を添えるどころか一番印象に残る出来事となった。
Spachiva! Spachiva! Spachiva!!