2009.07.06 Monday
Great Nature of Tibet
Mt.Qomolangma
行ってきました、The World Highest。5000メートル越えの、そのベースキャンプ。
とは言うものの、ほんの数百メートルしか登ってません。
このベースキャンプ、ここまでは皆ランクルやバスなど、ハイテックな方法でやってくる。
実際登るのは3000メートルそこそこ。
けど、慣れない者にとってベースキャンプで限界ギリギリでした。
数百メートル登っただけで、その薄い酸素のせいで動悸・息切れが。救心が欲しくなった。
Mt.Qomolangma Base Camp
そう、限界からさらに3000メートル自分を押し上げるのは並大抵のことではない。
この世界最高峰を前に皆、壮絶な決意で挑むのだろうと実感した。
Sun Set in the Base Camp
また、ベースキャンプはそのダイナミックな景色を楽しむためにも来る価値は十分にある。
360°どこを切り取っても山山山。夕日や朝日、月や星空といったものが、その環境のせいで新鮮なものに感じた。
そして中国−ネパール国境までの旅程は、正に道なき道。チベット高原からヒマラヤ山脈の、でかすぎる自然を否が応にも体感できる。広大な平野や連なり続ける山々。凄すぎです。
Nature of Himaraya
けど一番感動したのは空。大地が広ければ広いほど、大きく包み込むような空はやさしくも限りなかった。
これでもかというくらいワイルドな自然を見せ付けた後、水墨画にもなってそうなオツな一面も見せてくれた中国・チベット。
樟木
国境の街ダムまでの道のりはドライバーのかけてくれた中国の民謡と相俟って、中国最後の思い出は、しっとりとしつつも後味のよいものとなった。
寄ると結構シダ系が目立っている。
最後に。ベースキャンプでは、幸運にもチョモランマを拝むことができた。
雲が晴れた瞬間、高揚感とともに妙な達成感を感じたけれど、それは錯覚で。
目標が見えた瞬間がやっとスタート。姿を見せてくれたその前で、登山者とは目指す頂点は違うけれど、同じ焦点を持って偉大な目標に立ち向かいたいと思いました。
Mt.Qomolangma