2010.01.03 Sunday
Coast 2 Gulf
Bandale Abbas
短いようで長かったようでどっちでもないようなイラン旅行もここで打ち切り。
次なる国に向けての最後の街はバンダル・アッバス。
イランの南端の沿岸からペルシア湾を望める街です。
この2,3ヶ月でようやく上着を脱ぎ捨てるときが来た。
Bandale Abbas
ここは、この旅行でも初めてなくらいのヤシノキが多い茂る、南国ムード60%の所。
街もほどほどに汚く、インドのようなアジア感が漂う。
貿易系インド人も多い。
Bazzar
まぁ、観光スポットもそんなになく、そのうえ割と都会、という滞在には不向きな街なんですが、次の国・アラブ首長国連邦へ船で。と決めたため来ることになった次第。
けど、やっぱりイラン人のいるところに観光スポットは不要でした。
海岸でチャイ飲んでるだけでも人が集まってきて、そこが観光スポットと化す(ようなニュアンス)。
Iranian Rip Slyme
ここの人たちは暖かいところの人特有のオープンさとフレンドリーさがありました。
また、ウミノコの僕は、海を見ながら過ごすだけで元気なると錯覚できる。
Pelcian Gulf
海辺で本読んだりお菓子食べたりアラビック講座をしたりと、イラン最後の時間を贅沢にゆっくり過ごしました。
Percian Gulf
海は汚い。
イラン旅行はほぼ1ヶ月。
実際、旅行してて1ヵ月なんて長かったとも短かかったとも感じられません。
けどこのイランの旅行、「濃かった」ということだけは実感できる。
Bandare abbas Bazzar
「イラン、もう1回最初からやり直し」て言われたらアレもやったしコレもやったしナニもやったし。ていう"時間軸を無視した経験"のみがフラッシュバックする。
当然そこに、「長かった」「短かかった」と考える隙はないわけでした。
だけじゃなく、日本を出発して約6ヶ月。
その間に起こったことを思い返すと6ヶ月では納まりきれそうにない出来事が詰まってる。
けれど、それが長かったのか短かったのかは、やっぱりどう考えても分かりません。
時間を無視できる生活を続けれていることを、イランのシメの街でひしひしと幸運に感じました。
Terminal