2010.01.08 Friday
Dubai Shock
Dubai Street
最近話題のドバイ株暴落、バブル崩壊。
結果的に言ったら、どこがやねん、な感じのドバイでした。
まぁU.A.Eは、交通の要衝、ハブとして利用するだけの予定だったので、リゾート体験もショッピングもしてません。だから、事細かに街や人々の様子を観察する暇はあまり無かったんですけど。
Dubai city center
何しろ宿代が高い。ドバイユースホステルの宿泊費も100ディルハム。日本円にして約2600円です。
高い。今までの節約生活がチャラに。。。
その他の費用は比較的安い。飯も日本食などに手を出さず、安食堂で済ませば1日300円そこそこ。この辺は助かりました。
けど、そこに美味しそうな日本食があるのに入らず、サンドイッチで済ますのは生き地獄。
これから長期旅行をしようとしている者は、この国では負け組になる。
こんなカフェもお久し振りでございます。
STB cafe in Dubai
個人的なドバイショックはファイナンシャルセンター付近のビル群。
Dubai building
地球の形を変えてしまってるんじゃないかと思わせるぐらいの迫力でした。
建築デザインには全然うといんですが、都区計画してんの?とおもわせるくらい林立している。
ま、疎いからこそ純粋に「凄い」と思えたのかもしれませんけど。
高さ800メートル程あるらしい。
Burj Dubai
最上部の100メートル位は鉄筋ではなく、プライドでできていると思う。
なんか、常識離れしすぎてて、マンションの広告、その合成写真のように見える。
Dubai Building
ここで空飛ぶ車とか走ってても不思議に映らないんじゃないか、そんな景色でした。
Dubai Building
その裏には労働者が多く住むエリアがある。
こっちのほうが人々の表情が良く見えて、健康的なように映る。実際にも便利。
Dubai Uramachi
まぁ、勝ち組の皆さんはあまり見かけませんでしたけど。
そんな超近代国家・ドバイもやっぱりムスリム国。
こんな街にもしっかりモスクはあるし、アザーンも聞こえてくる。
Masjid
それが生活にどう結びついてるか、そこまでは見えませんでしたけど。
あと、国際体験というか外国人がやたら多い。一番多かったのがインド・ケーララから来た、という人。一応ドバイ好きかどうか聞いてみたのですが、ほとんどのインド人は「早く帰りたい」とのこと。全体的にユルい雰囲気が漂ってるけど、少なからず無理はしてるんですね。
で、ドバイの人(ド)と話をしてると
ド「日本人?何でドバイにいる?日本でも仕事はあるやろ?」
俺「いやいや、俺は観光客。観光客。」
ていう会話を何度も交わすこととなる。
今や出稼ぎのメッカなんやなぁ。金持ってなさそうな外国人は、まず「こいつも出稼ぎや」と決めてかかってました。
まぁ、少し散歩した程度で何もわっかっちゃあいませんが、見たところ今世界一エキセントリックな街な印象。ここで働くのも悪くないような気もしました。
Dubai Street
行ったことないけどハワイみたいやし、レゲエが似合う街でもあるし、物価もまぁ安いし(部屋代が18000円/月)。
もっとバブル崩壊の凹んだ雰囲気を予想していったものの、そこにそんなムードは0%でした。
一観光客にはそんなところまで見えないのかもしれないけれど、やっぱ資源がある国って言うのは強いんですかね?
Metro Station
ドバイドバイドバイ、ちょっと期待して入ったのですが。
物価の高いリゾート地ほど、今回の旅行に向いてないところは無い。
また、何らかの形でリベンジしたい、そんな気分になりました。
Dubai Building