2010.01.11 Monday
Nizwa de PCNC
Nizwa Souq
マスカットからバスをぶっ飛ばすこと3時間、オマーン・ニズワへ観光小旅行を催行。
何故ここへ、というのは偶然入ったチャイ屋のおじさんがオススメしてくれたから。
そのおじさん、オススメの理由を聞くと「うーん、いい所やねん」て感じでした。
まぁ行ってみよかな?て感じの気楽な気持ちが幸いしたのか、心地いいピクニック気分を味わうことができた。
そこに辿り着くまでの路もナカナカいい。
Road 2 Nizwa
だんだん荒涼としていく路に、オマーン特産でもある(らしい)ディト・パームとのコントラストが際立ち始める。
そこにオマーンではやたら多い城壁の残骸なんかも加わり、飽きさせない車窓を創っていた。
2時間くらいのクルージングを経て辿り着いたニズワ。イランでも好きな街・ヤズドのような雰囲気の漂う茶色い街でした。
Nizwa Souq
茶色いながらも建て直しを重ねてるんでしょうか、いい感じにうらびれた、とはいえないとても綺麗な街並み。
けれどオススメの理由もどんな街かも情報が無かった僕にとって、ここのこの街並みはグッジョブでした。
Nizwa Street
そんなニズワはとても狭い。観光スポットもニズワ城くらい。
Nizwa Fort
この城は色々仕掛けがある。落とし穴とか、熱湯地獄的な仕掛けとか、子供だまし的なオプションが満載で面白かったです。
in the Nizwa Fort
あとここ、街を見渡せる見晴台が凄い。上から見たニズワは、ディト・パームに埋もれた沈みかけのような街でした。
View of city Nizwa
その沈みかけの部分、というかオールドシティらしきところはいい感じに寂れている。
街全体でその歴史を感じさせてくれる、グラデーションがかかってるよう。
Old city Nizwa
それでも街中は高級車がブンブンでしたけど。
この街もマスカットと同じ、スークでは忙しそうに人々が働いてるのに、その他のエリアのいい歳したおじさん達は寝そべるように座り、喋りながらトランプやバックギャモンみたいなゲームをしてまどろんでました。
仕事がなさそうには見えませんでしたけど。段取りがいいんですかね。仕事は段取りですよね?
Niawa Souq
ここでもまたイージーに生きる人たちとの時間と、贅沢なピクニック気分を味わわせてくれたニズワ。
何がどう影響して、こういう気質が生まれるのでしょうか。
オマーン、この気分に乗ってどこまでも行きたくなるような国でした。
Nizwa Children