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Nizwa de PCNC
Nizwa
Nizwa Souq
マスカットからバスをぶっ飛ばすこと3時間、オマーン・ニズワへ観光小旅行を催行。
何故ここへ、というのは偶然入ったチャイ屋のおじさんがオススメしてくれたから。
そのおじさん、オススメの理由を聞くと「うーん、いい所やねん」て感じでした。

まぁ行ってみよかな?て感じの気楽な気持ちが幸いしたのか、心地いいピクニック気分を味わうことができた。
そこに辿り着くまでの路もナカナカいい。
Road 2 Nizwa
Road 2 Nizwa
だんだん荒涼としていく路に、オマーン特産でもある(らしい)ディト・パームとのコントラストが際立ち始める。
そこにオマーンではやたら多い城壁の残骸なんかも加わり、飽きさせない車窓を創っていた。

2時間くらいのクルージングを経て辿り着いたニズワ。イランでも好きな街・ヤズドのような雰囲気の漂う茶色い街でした。
Nizwa
Nizwa Souq
茶色いながらも建て直しを重ねてるんでしょうか、いい感じにうらびれた、とはいえないとても綺麗な街並み。
けれどオススメの理由もどんな街かも情報が無かった僕にとって、ここのこの街並みはグッジョブでした。
Nizwa
Nizwa Street


そんなニズワはとても狭い。観光スポットもニズワ城くらい。
Nizwa
Nizwa Fort
この城は色々仕掛けがある。落とし穴とか、熱湯地獄的な仕掛けとか、子供だまし的なオプションが満載で面白かったです。
Nizwa Fort
in the Nizwa Fort
あとここ、街を見渡せる見晴台が凄い。上から見たニズワは、ディト・パームに埋もれた沈みかけのような街でした。
City View
View of city Nizwa

その沈みかけの部分、というかオールドシティらしきところはいい感じに寂れている。
街全体でその歴史を感じさせてくれる、グラデーションがかかってるよう。
Old Nizwa
Old city Nizwa
それでも街中は高級車がブンブンでしたけど。

この街もマスカットと同じ、スークでは忙しそうに人々が働いてるのに、その他のエリアのいい歳したおじさん達は寝そべるように座り、喋りながらトランプやバックギャモンみたいなゲームをしてまどろんでました。
仕事がなさそうには見えませんでしたけど。段取りがいいんですかね。仕事は段取りですよね?
Nizwa Souq
Niawa Souq

ここでもまたイージーに生きる人たちとの時間と、贅沢なピクニック気分を味わわせてくれたニズワ。
何がどう影響して、こういう気質が生まれるのでしょうか。
オマーン、この気分に乗ってどこまでも行きたくなるような国でした。
Nizwa Children
Nizwa Children
| stroll1 | 20.Oman | 02:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
Arabian Beginning
Cornich
Cornich
アラビア半島旅行、第2の国オマーンはマスカットへ。
ドバイからは簡単に国際バスで越えてくる。

地元民にも割とメジャーな路線。バス会社のケニアのスタッフは終始「ハクナマターダ!」て言うてました。
Road 2 Muscat
Road 2 Muscut
「ハクナマターダ!」は、インド・ラダックの「ジュレー」、ロシア語圏での「ダバイ!」に次ぐ魔法の言葉、のような気がします。使うときは来るのか?

マスカットはドバイよりも暑い。
イラン・バンダルアッバスから徐々に南国ムードは漂い始めてたものの、ここへ来て決定的なものを見てしまった。
それがハイビスカス的な花。
Muscat Flower
Muscut Flower
人生に華は大事です。

経済的にも豊かなオマーン、その首都マスカットは、所々に花の咲く綺麗な街。
Cornich
Cornich
ホテルのあるコルニーシュ(ペルシア湾の海岸)あたりなんかは、もう完全なリゾート地でした。夜景が凄い。
Cornich
Cornich

ホテル代にさえ目をつぶれば、必然的に居心地もいい。
そのホテルも、ただ単に高いだけじゃなく値段相応なのですが、ドミトリーがあるような安宿が皆無。


そんなマスカット。単なる先進国的観光地ではない、いろんな顔を見せてくれた。
基本的にはここも出稼ぎの代表的な場所の1つ。インド人がまた多い。
リトルインドと呼ばれるルーウィ地区なるところもある。ここは、まんまデリー。
Rowi
Ruwi Main street
噛みタバコの匂いとかカレー臭が、タイムスリップ感を演出してくれる。この地区は人も多い。けど全体的にオシは弱く、鬱陶しいインド人は少ない。

そして、オマーンでスーク(マーケット)初体験。
Souq
Golden Souq
お香の匂いや人の匂い、訳のわからないアラビア語や色の洪水が混ざり合うスークはオマーンの、そこの人々の生活を集約したようなところ。
様々な行為がぶつかり合っていた。

紙芝居のような演劇のようなライブのような。
Souq
Golden Souq
そのせわしなさの中にも、身をゆだねたくなるようなゆったりした空気も流れる。

で、特に気に入ったのがオールドマスカット。
コルニーシュから海岸沿いの散歩道をひた歩くと辿り着く。
特に何があるというわけでもないのですが、白さ、海、空気、人、それぞれの要素が絶妙に入り混じってる感。
Muscut
Old Muscut

ちなみにここには昼間は人が少ない。皆スークへ行って働いてるのか何なのか。
で、残ってる者たちはダラダラとダベってる。

ノコリモノには色々な事情があるのか、すごくイージーな人が多い。
ハシシ吸ってるし、チャーイ飲みさし片付けへんし、英語は話せるけど何言ってるかわからんし。
けれど、そんな人たちと付き合うのがここでの一番の楽しみでした。
Muscut
Old Muscut
孫を連れた老人やレゲエ好きのおじいさん、毎日を休日のように過ごすここの人たちには見えてるものが違うような気がしてならなかった。
無理をしない、単刀直入に生きる。けっこうな都会にいながらもこんな生き方、その対比が彩やかでした。
Old Muscut
Old Muscut


日本にいるとき、旅行中でさえアラビア半島がこんないい所だとは思いもよりませんでした。
マスカットでの出会いは物足りない気もするけれど、この先どんな出会いが待ってるのか。
出会ってみないと分からない。
そしてこればっかりは、行ってみないとわからない。
ドバイでは感じなかったアラビア半島の匂い、こっから始まりました。
Old Muscut
Gate 2 Muscut
| stroll1 | 20.Oman | 19:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
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