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Zan Heaven
Janbiani
Jambiani Beach
ザンジバル島に来たもう1つの目的、ジャンビアニのビーチ。
島の西海岸にあたるストーンタウンから2時間ほどのドライブで、東海岸のここに着く。
ストーンタウンでも十分インド洋の綺麗さは伝わってたのだけれど。
ここはもう別世界でした。
Janbiani
Jambiani Beach
一言で表すなら天国。
ココを他の"リゾート地"ではなく"天国"たらしめるモノ、それは多々「ある」けれど。
一番の理由はやっぱり、ココが観光地的では「ない」ということでしょう。
Janbiani Kid's
Janbiani Kid's
ほんま、普段の地元の生活にお邪魔させてもらってる感。
みんなの反応も「お、新参者や」て感じで、ツーリスティックな話も少ない。一部あるにはあるのだけれど、全く悪どくなくくどくどしてない。

あとやっぱり大事なモノ、それは綺麗な海。
何故か分からないくらい白い砂にエメラルドグリーンのインド洋は、「やっぱ旅行はコレでしょ」と言わせてくれる。
Indian Ocean
Paje Beach
ここがアフリカであることなんか、ここでは忘れてしまう。

それに加え、雨季のこの季節にしては滞在5日間の内アメフリの日は1日だけというミラクル・ジャンビアーニ。
ちょい曇りがちの日も多かったけれど、期待以上の天候には恵まれた。
Janbiani
Janbiani Beach


けれど海は素敵ですね。月とのあれこれで満ちたり引いたり、太陽の光で色がガラッと変わったり。
綺麗な海ってだけで些細なことが感情につながったりする。
普通の日本の海でも同じやん、っちゃあ同じなんですけど。
綺麗な海だからこそ、ね。

そんな環境に普通に生きている人たちを含めた光景は、ぶ厚いマッシブな感動をくれる。
Indian Ocean
Woman on tha Sea
もちろん大自然の美しさ、それが一番、そして何よりなのだけど。
ここでの滞在はネイチャーを感じる、というよりはナチュラルを感じる、というような。
インド洋と共に「過ごす」ことに全てが含まれていたような。
そんな感動でした。

Janbiani Kid's
Janbiani Kid's
まぁ、人が優しいし素朴だからこそ感じ取れるものでした。ほんまここの人はイイ。

実際ここは特に何かあるわけではなく、便利というわけではない。
その分滞在中はこの海・環境を十分に堪能させてもらいました。

それでいて特に何をするでもなく。
Indian Ocean
Indiana Ocean on Morning
漁師と一緒に釣りに行かせてもらったり(この漁、いろんなコントラストがフィクションのようなノンフィクションでした)、ウニ獲りに行ったり、遠浅の海散歩したり、海もぐったり、地元民と駄弁ったり。
ものすごく中身は無いけれど、ここでは思い立ったら即行動でした。

そんな時間のなか、全ての行為により、全ての行為に対し心がオープンになる。
そのぶん風も水も太陽も声も心の中まで容易く届く。
日本で過ごす分にはダメダメな自分になっていたものの、素直に物質的に、色んなものと接することができました。

滞在5日間、頭の中では色んな出来事がフラッシュバックして、いつもの何十倍と考えさせられたけど。
Janbiani Village
Janbiani Village
ここの環境が教えてくれたのは、全てのものは「在る」ということのみ。
いち旅行者が何を感じようと感じまいと、海は在るし、人も居るし、喜びも問題も在る。

自分もここに居る、その経緯・事実1個1個に色んな感情がくっついて絡まって、心は何度となくざわざわしてました。
同じようにざわつく海藻畑を見ながら、1時間とかが一瞬で過ぎてました。
Farm
Farming
日本の観光客からすると色んなことが現実離れし過ぎてて体内時計の1秒が1秒でなくなる、そんな天国・ジャンビアーニ。
環境が現実離れしている分、そこに「居る」ときに、ここが「在る」ことが意味あるもののように思えてくる。
感じることは多々あるけれど。

「アレなくして、自分は存在しないのだな」と考えさせてくれました。

アレとアレをもたらしてくれるナニに尊敬せずには居られないジャンビアーニでした。
Janbiani
Indiana Ocean
| stroll1 | 28.Tanzania | 03:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
Stoned Town
Stone Town
Stone Town
タンザニア・実質上の首都であるダルエスサラームもそこそこに、ザンジバル島へのリゾート・トリップを敢行。
東アフリカ最初で最後の海辺のリゾート。且つ古い街並みあり、キレーな海あり、いい文化ありの宝島のようなところ。
そんな宝島、まずはインド洋に浮かぶ古く小さくアマーニな街、ストーンタウンから。
Stone Town
Stone Town View from Indiana Ocean
ここは歴史的にはムスリムと歩んできた街らしく、今まで見てきたそのセンス溢れる迷路のような街。
こんな所まで来といて、そのセンスの由来については不明。もうこういう文化、日本人が醤油を選んでしまうセンスなんだろうと、勝手に解釈することに。
「ウェルカム・ザンジバル」といわんばかりの、路も匂いも風も独特な、この「街歩き」ならぬ「街迷い」から始まった。
Stone Town
Stone Town Row
路はまさしく迷路。中東・アラブの国を思い起こさせる。
真上から見てみたい。人がどんな動きして、どの路を選ぶのか。
街中からはアラビアンな文化を感じつつも、人々の生活はアフリカ。はるかにラフでどうしようもない場面も。
Stone Town
Stone Town Row
目的地への路が分からなくなるばかりか、目的地へ行く理由も分からなくなるくらい出会いもストーリーも多い路でした。
ちょっと疲れたら、道端でザンジバルコーヒーを一杯。
zanzibar coffee
Zanzibar Coffee
甘いチャーイと違ってシャキッとするような感覚を覚える。
で目前には、人々が生きんのむき出しで行き交う、紙芝居のような光景。
Stone Town
Around tha Market

どんどんと自分がこの地に来ている、その感情がこの地に溶け込んでいくようでした。暑いからなおさら「溶け込む」という感覚がシックリ来るのかもしれない。まぁ、自分の存在は間違いなく「観光客」なので、そこはどうしようもないのだけれど。
そんなもどかしさを感じつつも観光スポットへは行っときました。観光客ですね。
Stone Town
Fort Zanzibar

ザンジバルは奴隷貿易によって栄えた、という背景もあるようで、その鎮魂目的に建てられた教会やローマ・カトリック教会、様々あるモスクや旧宮殿など、目を見張る建築が多い。
Church
Charch
また、ムスリムのセンスが炸裂してる飾りが随所に見られ、博物館のような通りも。
中でも扉の精巧な装飾は流石です。宗教的な観点から来ているのかな、美の追求はムスリムのひとつの文化。
この追求を以って、こんな街を創ってしまう。インド洋のこんな小さなムスリムの島にさえ、他のムスリムエリアにはない、ここにしかないものがある。
door
Stone Town Row
世界は広くてぶ厚いですね。
ディテールを見ていくのが楽しい街迷いでした。
door
Zanzibar Door
そんなザンジバル島。いつもどおり都合も性根も相性も良いアフリカ人が多く住むのですが(4割くらいはアラブ・インド人が占めていたような)、ここの人たちは島の空気と共に育っているのがよく分かるような気概の人たちが多かった。
beach boy
Zanzibar Beach Boy
なんでもない話をなんとなくただただ駄弁る時間が多かったような。
青年達は海で遊ぶ遊ぶ。飛び込みあいみたいな競技が大流行してました。
Stone Town
Zanzibar Frying Boy


完璧ツーリスティックな不届きモノも居ますけど。そこは。やっぱり。まぁ。そうでしょう。


綺麗で大きな海あって、それに似つかわしくない、細かいながら大きくまとまった街があって、アフリカ人住んでて。
いろんなことがこの街の路ように入り組んで、それでいてパズルのようにがっちり組み合わさってて。
それでもヨソモノを易々と受け入れる懐の甘さが、イイ甘さが漂ってて。
亜路うんdMarket
Around tha Market

どこへもつながってるこの街の路を歩いていると、1つのことに次々と新たなストーリーがつながっていく。
小さなことでも感じさせられました、選択肢が"ある"ということ。
どれを選ぶか、選べなかったときの寂しさ、若干の苦しさはあるけれど。
そこに感謝しつつ、どれを選ばなかったにしろ、結果どこかで出会える、どこかでつながっていると感じさせてくれる優しい街でした。
hu
Zanzibar Architecture
| stroll1 | 28.Tanzania | 07:26 | - | - |
Tha Day Fall
Mt Killimanjaro
Cloudy Kilimanjaro
4月26日はシェークスピアの誕生日。僕が生まれた日でもある。

最初は、まさか旅行中に2010年のこの日を迎えるとは思いもよらなかったのですが(エチオピアあたりではうすうす感づいてはいた)、来てしまったからには仕方ない。
日本人の僕としては、何か特別な事をしないと、という義務感に駆られる。
結局は何をするでもない、ただのハイキングの1日に終わってしまったのだけれど。

この日は日程の都合上モシという所にいた。
City Mosi
Mosi Town
ここは、かの有名なキリマンジャロの登山口の街として賑わいのあるところ。
ここまで来たら「誕生日はキリマンジャロや」ということで、その麓を散策することに。
キリマンジャロに登っちゃえない所が何とも侘しい。。。

けど、そのハイキングは誕生日にふさわしい、かどうかは謎なものの思い出に残るものとなった。
Moshi
Around Materuni Village
行ったのはマテルニという村周辺。普通、このあたり散策はガイドを雇うのが常なようだけど、誕生日にまでむさくるしいガイドと一緒におれるものか、ということで勝手にウロウロさせてもらいました。
結果的に言って皆さん、ガイドは雇いましょう。

スタート地点のマテルニからは聞き込みと勘で行くしかない。
ここでもアフリカ人のラフさは際立つ。もう大人も子供も。
Hiking in Kilimanjaro
Materuni Children
「まっすぐ歩けば小一時間」言うたのに歩き始めて5分でどっちとも付かないY字路にぶち当たったり、路ない方指差して「この方角や」言うたり、とりあえず「マニー」言うて来たり。
もう、毎分おちょくられてる気分。

Hiking in Kilimanjaro
View from Hill
そんな気分の中も気持ちの良いハイキングにできたのはキリマンジャロマジックか。
素晴らしい眺めと雨季の中幸運にも「晴時々曇」な天候、こんな所にもあるたくさんの集落の生活の匂い、そんな物を感じていけばナイスなクルージングができる。
Hiking in Kilimanjaro
House on tha Village
それでもスタートから4時間弱。何個も丘行ったり来たりで目的地を前に帰る選択肢も出ていたところ。
Hiking in Kilimanjaro
View from Hill

変なおじさんに絡まれ、ちょっと付いて来いとのこと。
もう大部分諦めていたので、ダメ元で付いていくことに。
Hiking in Kilimanjaro
River with Funny Man
この変なおじさん、めちゃめちゃの悪路をスイスイ降りていく。僕は降りるというよりは半分滑ってました。
20分ほど、いささかトリップしたような心地で付いていった先には目的地として定めていた滝がありました。
その滝のパワーもあってか、変なおじさんは一瞬にして神々しいお方になってました。
Hiking in Kilimanjaro
Water Fall

そう、ココロを洗う、訳ではないけれど誕生日を過ごすのに選んだのは、キリマンジャロの雪解け水を浴びるというモノ。
多分マイナスイオンも少しは出ているでしょう、それに加えて大量の水しぶきが心地よい空間を作ってました。
人生で今まで見てきた滝の中で一番大きいと思われるこの滝。多分何時間見てても飽きない。

音も動きも、もう生き物。意識がおんなじ方向に、それも強烈に向かって行ってる集合体のような。
滝を取り扱う専門誌的なものがあるのもうなずける。凄く魅力的です。
Hiking in Kilimanjaro
Water Fall
こんな景色を頂きながら、30分ほど無心にみずを見ていた。
特に28年間を振り返るでもなく、ただ単に見とれていた。
自分の思考をはるかに越えた速度で移り変わるみずを見てると、「見ている」こと意外考えられなかったのが事実か。
Hiking in Kilimanjaro
Water Fall
こんな感じで、2010年の誕生日はそれに全然ちなまないことに終始することとなりました。
それでも、人生の大大大大先輩から得たこと感じたこと、誕生日でもあるからなおさらそれは時間というものについて姿勢を正させるものとなった。
キリマンジャロの雪解け水に感謝。
Hiking in Kilimanjaro
Water Fall
| stroll1 | 28.Tanzania | 22:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
Straight to Tanzania
Road
Burundi - Tanzania Border
予想外に長くなってしまったルワンダ・ブルンジ旅行。
最初の予定では合わせて5日くらい。終わってみれば合計2週間オーバーとなった。
気合入れて自分に歯止めかけないと、どこまで行くのかわからないアフリカ旅行。危ないです。

そんな気持ちも持ちつつ、タンザニアに突入。
ここは観光地的にはキリマンジャロ山ありザンジバル島ありなナカナカの観光国。個人的な東アフリカ最後の国にしてオマチカネの多い国でした。

ブルンジからタンザニアまでの移動、というかアフリカ国境を跨ぐ移動はもう慣れたもん。
Bujunbura taxi park
Bujunbura Bus Stop
情報なくても「ワタシ、タンザニア行キタイ」とバスステーションでなりふり構わず言えば半自動的に移動が始まる。
目的地がはじめからはっきり決まってると、話はとても速い。乗り込んでから出発まではとても遅いのですが。
それでも旅行の過程をそのままアフリカ人に委ねる、そんな心地よさもこの地にはあったように感じる。

ここの移動はタンガニーカ湖を縁取りながらの4時間弱。ブルンジは道もそれほど荒れてなく、平坦な道が多いので移動は楽。
移動が楽な分、国境越えてからの不安を考えてしまう。
まぁ、その不安も旅行の最初の頃に比べると、やっと楽しめるようにはなってきました。
いつまでたっても、国境越えには心地よくも悪くも不安が付き纏いますね。

毎度ながら、そんな不安をかき消すのが地元民たち。
Bujunbura
Border Town in Burundi
ノリやテンションは微妙に違えど、ウェルカムの気持ちはこんな国境でも同じ。
ここでは、それに加えて「珍客が来よった」ていう好奇心に溢れてました。

色々とポレポレムードに載せられて、目的地・タンザニアのキゴマには辿り着かなかったものの、国境の小さな集落で1晩を気持ちよく過ごすことができた。
Border city in Tanzania
Border Town in Tanzania
ここでは旅行者は珍しいのか、僕を見るなり人は"中国から来た道路工事の人"と決め込み、「ここの道路はこんなにも汚い」みたいな事を言うて来る。こっちもこっち、知ったかぶりで中国人ぶって、2,3分話し合いしてみたりする。ほんまに悪路には辟易としてるようでした。こっちも辟易してますけどね。地元民ほどじゃないにしろ。
その後、日本人やと打ち明けると「やっぱりか!」的な友好ムードになる。
ほんま、アフリカ人は都合も性根も相性も良い人が多いです。

1st meal in Tanzania
1st Meal in Tanzania

メシもヒトも文化も物価も、様々なものがほんの僅かばかり違う東アフリカの国々。
この辺になるともう「タンザニアに行くぜ!」とかそんな気持ちは、旅行なのに出てこない。
アフリカ旅行、話が違って足止めを食ったり、通過点が通過点で無くなったり、色んな出会いが次の目的地を簡単に決定させてしまうことになったり。
それでもどこへ行っても良い出会いを果たせているのは事実。この事実を以って、重くなったケツはポレポレと動いていくことになるのでした。
Border town in Tanzania
Border Town in Burundi
| stroll1 | 28.Tanzania | 22:33 | comments(2) | trackbacks(0) |
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