Amsterdom Row
ロンドン旅行、名残惜しい気持ちを持ちつつ、オランダの首都・アムステルダムへ到着。
本当は高速列車にも乗りたかったんですがバスが比較的安い。
ドーバー海峡も船で渡るので時間かかるんですけど、快適快適。
Ship on tha Dohver
船も経験上、豪華客船のような待遇。心地いいです。
ていうかロンドン。また絶対に行きたいです。
ヤリノコシも結構あるし、思ってたよりも滞在費も高くない。まぁ、美術館とかがタダなのが大きいですね。
それよりもアムステルダム。着いてすぐキャンプ場行きーの、テント張りーの(キャンプ場は12ユーロ/1泊)、会計済ませーの、街へ出たのが朝10時。
Accomodation in Amsterdom
そんな時間からマリファナの煙、その匂いが充満してます。
生まれて初めての解禁の街。モロ違和感を感じる。日本じゃ所持だけでもあれだけ騒ぐから仕方ないんですけど。
AMS Coffee Shop
にしても相当な数のコーヒーショップがある。ボング屋もあるしヘンプシード屋もある。
けれど僕がココでマリファナについていちいち感心してることが、オランダではごく当たり前のこと。
AMS The Hempseed Bank
コーヒーショップ大量に在ろうが、ボング屋そこら中にあろうが、ここでは普通のことなんやなと思うと、文化の違い、そのぶ厚さをしみじみ感じる。
その辺のことは置いといて、アムステルダム、運河が街中を走っているのですが、それと家並みのコンビネーションの内を歩くのがかなり気持ちのいい街。幸いにも滞在中は天気もよく、かなりのびのび過ごせました。
Amsterdom Row
にしても、この街並みは何なんでしょうか。
古いのはどこの街でもだいたい同じ、それ以上に足取りが軽くなるような感じ。
物理的なもののみならず「色んなモノの解禁、合法化」というものが培ってきた空気感がそこにはあったように感じました。
Amsterdom Row
マリファナの他にも売春婦が合法、経済がはるかに自由、などフリーダムというか革新的というか。
実際マリファナや経済については他国も見習う所ありそうに感じた。
と同時にそこに住むのはやはりアムスっ子。のんびり過ごすのがウマイなーと思わせる。
Amsterdom Row
どこ行っても、時間を気持ちよく過ごすためのベンチやオープンカフェ、コーヒーショップ、それにお金のある人たち限定だろうけど運河クルージングを目にする。
そんな空気につられての滞在、観光らしい観光といえば。。。アムステルダム歩いた、って事ぐらいでしょうか。
そこら辺に立派な教会とかあるし、大きな広場や昔の建物もあるのですがこういう緩めな空気に呑まれていたように感じる。
Amsterdom Row
それ全部含めてこの街にいること自体を楽しもう、的な。
けれどほんまにギャラリーも多いし、歩いてて気持ちのいい街でした。
そんなナイスなアムステルダム夕方から夜にかけてはちょっと違った意味で盛り上がる。
それはまぁ言わずと知れた「飾り窓」のおかげ。
昼間、あんなに雰囲気の良かった路、ある意味雰囲気の良い裏路に変わる。
Amsterdom Row
それもこれも「飾り窓」のネオンが灯りだすからなんですけど。
あからさまなピンクのネオンと、あからさまに客引きしながら突っ立てるオネーチャン、そこにある覗き小屋的なもの数々。
大阪にもあるけれど、こういう文化。
Amsterdom Row
ここでは普通の街中に、カップルもいるし親子連れもいる中で存在している。恥ずかしないんかな?
改めてフリーダム・アムステルダム、そのぶ厚さを思い知らされました。
AMS Condom Gallery
こういう自由な文化の中で育ってきたから、この小さな違和感1つ1つがココの人らのなかでは普通。
その小さな違和感の積み重ねが、大きな変化、どこでもないアムステルダムを形成してるのは言うまでもない。
I Amsterdom
色んな先入観と期待感を以って訪れたけれど。
その先入観を1個1個きっちり越えていく滞在となりました。
けどやっぱ色んな先入観が、ごく普通に存在してる、それでいて他の今までの首都にはないゆっくりと落ち着ける雰囲気を持ったアムステルダム。
「自由で革新的」なのだけれど、流されない昔からの変わらない価値観を感じることのできる豊かな街でした。
Amsterdom Row